世田谷区でお金を借りる前に確認したい 無理のない返済の考え方

世田谷区でお金を借りる前に確認したい 無理のない返済の考え方

世田谷区でお金を借りる前に確認したい 無理のない返済の考え方

急な出費が続き、手元のお金だけでは足りない。そんなとき、お金を借りることが頭に浮かぶ方もいると思います。


世田谷区で暮らしていると、家賃の更新料や引越し費用、子どもの進学、家電の買い替えなど、まとまった支払いが必要になることがあります。毎月の生活は何とかできていても、予定外の出費まで重なると、貯金だけでは足りない場合もあるでしょう。


お金を借りること自体が、必ずしも悪いわけではありません。大切なのは、借りられる金額ではなく、生活を崩さずに返せる金額を考えることです。


この記事では、世田谷区でお金を借りる前に確認したいことや、無理のない返済額の考え方、返済が難しくなったときの相談先を紹介します。


まずは借りる理由を整理する


お金を借りる前に、何のために、いくら必要なのかを書き出してみましょう。


たとえば「生活費が足りない」という場合でも、もう少し細かく見ると理由はさまざまです。


家電が壊れて買い替えが必要になった
引越し費用や賃貸住宅の更新料が必要になった
病気やけがで一時的に収入が減った
子どもの進学費用が必要になった
毎月の家賃や食費が継続的に足りない
ほかの借り入れを返すお金が足りない


一時的な出費で、近いうちに返せる見込みがある場合と、毎月の生活費そのものが不足している場合では、考え方が変わります。


毎月赤字になっている場合は、お金を借りても翌月にまた不足する可能性があります。まずは家計の収支を確認し、固定費の見直しや公的な支援、支払い相談なども含めて考えたほうがよいでしょう。


借りられる金額を返せる金額と思わない


ローンの審査に通ると、利用できる金額が示されます。しかし、その金額が自分にとって無理なく返せる金額とは限りません。


金融機関が決める利用限度額は、収入や借入状況などをもとに審査した結果です。実際の家賃や食費、教育費、通院費まで細かく把握したうえで、毎月の暮らしに余裕が残る金額を示しているわけではありません。


30万円まで借りられるとしても、必要なのが10万円なら、借入額は10万円にとどめるのが基本です。


使える枠が残っていると、少しくらいならと追加で借りたくなることがあります。けれども、少額の借り入れでも回数が増えれば、残高は思った以上に膨らみます。


必要額を先に決め、その範囲を超えて借りないことが大切です。


無理のない返済額は家計から考える


返済額を考えるときは、年収よりも、毎月実際に使える手取り収入を見るほうが現実的です。


基本的には、次のような順番で考えます。


毎月の手取り収入を確認する
家賃や光熱費などの固定費を引く
食費や日用品、交通費などの生活費を引く
税金や更新料など、不定期の支出に備える金額を引く
急な出費に備える余裕を残す
それでも残る金額から返済額を決める


たとえば、毎月の手取り収入が25万円あり、生活に必要な支出が22万円だったとします。


差額は3万円ですが、その全額を返済に回すのは少し心配です。病院に行ったり、家電が故障したりすると、すぐに足りなくなるからです。


1万円を予備費として残すなら、返済に回せる上限は2万円ほどになります。ただし、これはあくまで計算例です。実際には家族構成や住居費、仕事の状況によって変わります。


「今月なら払える金額」ではなく、「予定外の出費があっても続けられる金額」で考えるのがポイントです。


直近1か月だけで判断しない


家計を確認するときは、直近1か月だけでなく、できれば3か月から半年ほど振り返ってみましょう。


世田谷区では、電車やバスを中心に生活する人もいれば、車を持っている家庭もあります。車がある場合は、駐車場代や保険料、車検代なども考える必要があります。


また、毎月ではない支出も忘れやすいところです。


賃貸住宅の更新料
固定資産税
自動車税や車検代
保険料の年払い
子どもの学校行事や教材費
帰省や冠婚葬祭の費用
季節によって増える電気代やガス代


こうした支出を月割りにして積み立てている場合は、その金額も生活費として考えます。


通帳やクレジットカードの明細を見ると、記憶だけでは気づかなかった支出が見つかることがあります。少し面倒ではありますが、借りる前のひと手間が、その後の安心につながります。


ボーナスや残業代を当てにしすぎない


返済計画を立てるときは、毎月安定して入る収入を基準にするのが安心です。


ボーナスや残業代、副業収入をすべて返済の前提にすると、予定より収入が少なかったときに苦しくなります。特に転職を考えている人や、勤務時間が月によって変わる人は注意が必要です。


ボーナスが入ったら繰り上げ返済をする、という考え方はできます。ただし、最初からボーナスがなければ返せない計画にするのは避けたほうがよいでしょう。


普段の収入だけでも返済を続けられ、余裕がある月に多めに返す形のほうが、生活への負担を抑えやすくなります。


月々の返済額だけでなく総返済額を見る


毎月の返済額が少ないローンは、負担が軽く見えます。


しかし、毎月の返済額が少ないほど返済期間が長くなり、支払う利息が増える場合があります。借入額が同じでも、金利や返済期間によって総返済額は変わります。


確認したいのは次の点です。


借入金額
適用される金利
毎月の返済額
完済までの期間
利息を含めた総返済額
繰り上げ返済の方法
ATMなどの利用手数料
返済が遅れた場合の遅延損害金


日本貸金業協会では、借入額や金利、返済期間などを入力して試算できる返済シミュレーションを公開しています。ただし、計算結果はあくまで目安なので、契約前には借入先の条件を確認する必要があります。


「月々いくらなら払えるか」と一緒に、「最終的にいくら返すことになるか」も見ておきましょう。


返済後に生活費が足りるか考える


無理のない返済とは、返済日にお金を用意できることだけではありません。


返済したあとも、家賃や光熱費、食費、通勤費などを問題なく払えることが大切です。


返済日を迎えるたびに食費を大きく削る、公共料金の支払いを後回しにする、クレジットカードで生活費を補う、といった状態では、返済額が家計に合っていない可能性があります。


特に確認したいのは、返済後の口座残高です。


返済が終わったあと、次の給料日までに必要なお金が残るかを考えてみてください。日数が長い場合は、食費や交通費を週ごとに分けて考えると分かりやすくなります。


複数の返済がある場合は合計で考える


すでに住宅ローンや自動車ローン、カードローン、クレジットカードのキャッシングなどを利用している場合は、すべての返済額を合わせて考える必要があります。


一つひとつの返済額が小さくても、返済日が複数あると管理が難しくなります。


まずは次の内容を一覧にしてみましょう。


借入先
現在の残高
金利
毎月の返済額
返済日
完済予定
遅れている支払いの有無


クレジットカードのリボ払いや分割払いも、将来の家計から支払うお金です。借金という意識が薄くなりやすいため、ローンと一緒に確認しておくと安心です。


返済総額を把握できていない場合は、新しく借りる前に一度整理したほうがよいでしょう。


返済のために借りる状態は注意が必要


今月の返済をするために、別の会社からお金を借りる。この状態になっている場合は、返済計画を立て直す必要があります。


新しい借り入れで一時的に返済できても、借金の総額が減るとは限りません。借入先と返済日が増え、かえって家計を把握しにくくなることがあります。


金融庁も、返済の見込みが立たないまま新たな借り入れをすると、多重債務に陥る可能性があるとして、相談窓口の利用を案内しています。


まだ返済が遅れていなくても、来月以降の見通しが立たないなら相談してかまいません。早い段階のほうが、選べる方法を残しやすくなります。


お金を借りる方法は一つではない


必要な資金の目的によっては、一般的なカードローン以外の方法が合うこともあります。


教育費、住宅、車など、使い道が決まっている場合は、目的別のローンが利用できる可能性があります。審査や手続きに時間がかかる場合はありますが、金利や返済期間に違いがあるため、急ぎでなければ比較してみてもよいでしょう。


税金や国民健康保険料、公共料金などの支払いが難しい場合は、借りて支払う前に担当窓口へ相談する方法もあります。事情によって利用できる制度は異なるため、早めに連絡することが大切です。


低所得世帯など一定の条件に該当する場合は、生活福祉資金を利用できる可能性もあります。世田谷区では「ぷらっとホーム世田谷」が相談や申し込みの窓口となっています。利用には審査があり、相談すれば必ず借りられる制度ではありませんが、民間のローンを申し込む前に確認してみる価値はあります。


世田谷区で家計や返済に困ったときの相談先


生活費や家賃、借金の返済などで困っている場合は、ぷらっとホーム世田谷に相談できます。


ぷらっとホーム世田谷は、世田谷区に住んでいて、家計や仕事、住まい、債務などの悩みを抱えている人のための相談窓口です。問題を一つずつ整理しながら、利用できる制度や解決方法を一緒に考えてもらえます。


多重債務や契約に関する相談は、世田谷区消費生活センターでも受け付けています。相談専用電話は03-3410-6522です。来所する場合は、三軒茶屋駅近くの世田谷区役所三軒茶屋分庁舎にあります。受付日や時間は変更されることがあるため、利用前に世田谷区の公式サイトで確認してください。


専門家への相談というと、少し身構えてしまうかもしれません。ただ、相談したからといって、すぐに手続きを決めなければならないわけではありません。


まずは現在の状況を話し、どのような選択肢があるのかを知るだけでも大丈夫です。


借りる前に確認したいチェック項目


申し込みをする前に、次の項目を一つずつ確認してみてください。


借りる理由と必要な金額が明確になっている
借りる以外の方法も確認した
毎月の手取り収入を把握している
家賃や食費などを払ったあとに返済できる
急な出費に備えるお金を少し残せる
ボーナスや残業代がなくても返済できる
金利と総返済額を確認した
完済までの期間が分かっている
現在の借入残高をすべて把握している
返済のための借り入れではない
契約内容で分からない部分をそのままにしていない


いくつか答えられない項目があるなら、申し込みを急がず、家計をもう一度確認してみましょう。


まとめ


お金を借りるときに大切なのは、いくら借りられるかではなく、毎月の暮らしを守りながら返せるかどうかです。


返済額を考えるときは、家賃や食費だけでなく、更新料や税金、通院費などの不定期な支出も含めて考える必要があります。予定どおりにいかない月があっても続けられる程度に、余裕を残しておくことが大切です。


一時的な出費で、返済の見通しが立っている場合は、必要な金額だけを借り、総返済額まで確認して選びましょう。


一方で、毎月の生活費が足りない、返済のために借りようとしている、借入残高が分からなくなっている場合は、新しく借りる前に相談窓口を利用してみてください。


お金の話は、家族や知人には話しにくいものです。それでも、一人で何とかしようとして状況が苦しくなる前に、使える制度や相談先を頼ってよいと思います。


少し立ち止まって数字を整理するだけでも、今の自分に合う方法が見えやすくなります。


注記 本記事は一般的な情報をまとめたもので、特定の借り入れを勧めるものではありません。金利や契約条件、公的制度の対象要件、相談窓口の受付時間などは変更される場合があります。利用前に各機関の公式情報をご確認ください。