

家計簿をつけようと思っても、レシートをためてしまったり、数日で面倒になったりすることがあります。仕事や家事で忙しいと、毎日の支出を細かく記録するのはなかなか大変ですよね。
家計管理は、きっちり記録することよりも、毎月のお金の流れをざっくりつかむことから始めても大丈夫です。荒川区での家賃や通勤費、買い物など、今の暮らしに合った方法を無理なく見つけていきましょう。
まずは毎月の固定費から確認する
家計を見直すときは、食費など日々の支出を細かく削る前に、毎月決まって出ていく固定費を確認すると取り組みやすいことがあります。
たとえば、家賃や住宅ローン、スマートフォンの料金、保険料、動画配信サービスなどです。荒川区内でも、日暮里や町屋、南千住など、住む場所によって通勤経路や交通費が変わることがあります。引っ越しや勤務先の変更があった人は、定期券や契約内容が今の生活に合っているか見直してみるのもよさそうです。
ただし、解約やプラン変更を急ぐと、違約金がかかったり必要なサービスまで使えなくなったりする場合があります。変更前に、契約期間や解約条件を確かめておきましょう。
家計簿が続かない人は、明細を見るだけでも
細かい家計簿が負担に感じる場合は、銀行口座やクレジットカードの明細を月に一度見るだけでも、支出の傾向をつかめます。
最初は、次のように大きく分けてみると分かりやすくなります。
住まいと光熱費
食費と日用品
通勤や移動にかかる費用
保険や通信費などの固定費
趣味や外食などの自由に使うお金
食費や日用品は、スーパーへ行く回数や買い方によっても変わります。毎日の買い物を我慢するより、「今月は外食が多かった」「まとめ買いで使い切れないものがあった」など、気づきを一つ見つけるくらいで十分です。
使う目的ごとにお金を分けておく
給料が入ったら、家賃や光熱費などの引き落とし分、生活費、貯蓄分に分けておくと、使える金額を把握しやすくなります。口座を分けるのが難しければ、メモや家計管理アプリで目安を決めてもかまいません。
貯蓄は、毎月無理なく続けられる金額から始めましょう。先に貯蓄分を取り分ける方法もありますが、急な出費が続いて生活費が足りなくなるようなら、金額を小さく調整して大丈夫です。家計管理は、決めたルールを守り抜くことより、暮らしに合わせて続けられる形にすることが大切です。
金融庁も、家計の管理や生活設計を考えることを、よりよい暮らしを送るための基本として案内しています。難しい計画を作る前に、収入と支出を一度見える形にしてみると、次に何を考えればよいか整理しやすくなります。
節約だけで解決しようとしない
支出を見直しても、家賃や教育費、医療費などの負担が大きく、毎月のやりくりが苦しいこともあります。その場合は、食費を削ることだけを考えず、支払いの相談先や利用できる制度がないか確認する方法もあります。
借入れやリボ払いで不足分を補うと、返済が長引いて家計を圧迫することがあります。支払いに困ったときは、新たに借りる前に、契約先や公的な相談窓口へ早めに相談することも検討しましょう。
続けやすい方法を選ぶ
家計簿アプリ、ノート、銀行明細の確認など、家計管理の方法に決まった正解はありません。入力する作業が苦手なら明細を見るだけにする、現金を使いすぎやすいなら週ごとの予算を決めるなど、自分が続けやすい方法を選べば十分です。
荒川区で暮らす中で、家賃や通勤費、買い物の仕方が変われば、家計のバランスも変わります。毎月すべてを見直さなくても、まずは一度、明細から固定費を確認してみる。そこから少しずつ整えていけば、将来のお金についても考えやすくなっていきます。