

急な出費があり、カードローンを考え始めると、「毎月いくら返すことになるのか」「借りたあとに生活が苦しくならないか」と不安になりますよね。申し込む前に、借りられる金額ではなく、無理なく返せる金額を基準に考えてみましょう。
金利だけでなく、返済総額を確認する
カードローンを比べるときは、金利の表示だけでなく、毎月の返済額と返済総額を確認します。返済期間が長くなると、月々の負担は抑えられても、利息を含めた支払額が増えることがあります。
金融庁も、借入れ前に毎月の返済額を計算し、契約前には金利や手数料、契約内容を確認するよう案内しています。借入先の返済シミュレーションを使う場合も、表示された条件をよく読み、返済日や追加返済の扱いまで確かめておきましょう。
返済しても生活費が足りるかを考える
毎月の返済額だけを見て判断せず、家賃や光熱費、食費、通信費などを支払ったあとに返済できるかを考えます。収入が減ったり、医療費などの出費が続いたりした場合も想像し、返済後に生活費がほとんど残らない計画になっていないか確認しましょう。
すでに他社の借入れやリボ払いがある場合は、それぞれの残高、金利、毎月の返済額をまとめてから検討することが大切です。返済のために別の借入れを重ねると、支払先が増えて家計を把握しにくくなります。返済資金を借りている状態なら、新たな申込みを進める前に相談先を探してみてください。東京都も、返済に困った場合は借入れを重ねず、消費生活センターなどへ相談するよう呼びかけています。
「すぐ借りられる」という広告は条件まで見る
広告に書かれた金利や借入可能額だけで判断せず、契約条件を自分で確認しましょう。SNSなどで見かけた個人間融資や、審査なしをうたう勧誘には注意が必要です。金融庁は、無登録の違法な金融業者や、借入れを装ってお金や個人情報をだまし取る手口について注意を促しています。相手が登録業者か確認できない場合や、先に保証料などを求められた場合は、安易に応じないでください。
荒川区で借入れや契約の相談をするには
借入れや返済のことで不安があるときは、荒川区役所6階の荒川区消費生活センターに相談できます。国民生活センターの案内では、荒川区消費生活センターの電話番号は03-5604-7055です。受付時間などは変更されることがあるため、連絡前に最新の案内を確認してください。東京都内の消費生活センターでは、多重債務の相談を受け付け、必要に応じて法律専門家などにつなぐ取り組みも行っています。
申し込む前に、いったん数字を書き出す
カードローンは、契約すると返済が続きます。借入れを決める前に、必要な金額、毎月返せる金額、現在の借入れ残高を紙に書き出してみましょう。家計に無理が出そうなら、支払先への相談や公的な相談窓口の利用など、ほかの方法も確認してから決めると安心です。
荒川区でカードローンを検討している方は、「借りられるか」だけでなく、「返済しながら生活を続けられるか」を先に考えてみてください。不安が残るときは、契約を急がず、相談できる窓口に状況を話してみましょう。