

まとまった出費があると、「借りれば何とかなるかも」と考えることがありますよね。ただ、借りたお金はあとから返していくものです。申し込む前に、毎月の家計にどれくらい影響するかを確かめておくと、借りた後の不安を少し減らせます。
まずは必要な金額と使い道を整理する
最初に、何のために、いつまでに、いくら必要なのかを書き出してみましょう。必要額がはっきりすると、借りる額を必要以上に大きくしないための目安になります。
手元のお金や、支払先への相談で対応できないかも確認してみてください。借入れ以外の方法を先に整理しておくと、選択肢を比べやすくなります。
返済額を家計に当てはめてみる
毎月の収入から、家賃や光熱費、食費、通信費、すでにあるローンの返済額などを差し引き、実際に残る金額を確認します。そのうえで、新しい返済を加えても、生活費や急な出費に対応できる余裕が残るか考えてみましょう。
月々の返済額が小さく見えても、返済期間が長くなると利息を含めた総額が増えることがあります。金融庁は、借入れ前に毎月の返済額を計算し、契約前に金利や手数料などを確認するよう案内しています。返済シミュレーションを使う場合は、金利や返済期間などの入力条件も見直してみてください。
収入が変わる時期や、ほかの返済も考えておく
今は返せそうに見えても、収入が減ったり、医療費や家電の買い替えが重なったりすることがあります。毎月の返済を続けながら、そうした出費にも対応できるか、少し余裕を持って考えておきましょう。
すでにカードの分割払いやリボ払い、ほかのローンがある場合は、残高と返済日、毎月の返済額をまとめてから判断します。返済のために新しい借入れをする状態が続くと、負担が膨らむことがあります。東京都も、返済に困った場合は新たな借入れを重ねず、早めに専門窓口へ相談するよう呼びかけています。
荒川区の相談窓口も選択肢に
生活費や返済について不安がある方は、荒川区役所6階の荒川区消費生活センターに相談できます。借入れや契約について困っていることを整理し、利用できる相談先を確認してみましょう。電話番号や受付時間は、連絡前に最新の案内をご確認ください。
また、荒川区社会福祉協議会では、対象となる世帯に向けた生活福祉資金貸付の相談を受け付けています。利用には条件や手続きがあり、すぐに貸付けを受けられるとは限りませんが、貸付以外の制度を紹介したり、ほかの機関につないだりする場合もあるため、まずは相談してみる方法があります。
返せる金額から借入れを考える
借入れを検討するときは、審査で借りられる金額ではなく、自分の家計で返せる金額を基準にすることが大切です。必要な額、返済期間、利息を含む支払総額を確認し、少しでも無理がありそうなら、申込みを急がず相談先を利用してみてください。
荒川区でお金を借りるか迷ったときは、家計と支払い予定を紙に書き出すだけでも、判断しやすくなります。ひとりで抱え込まず、納得できる返済計画を立ててから次の行動を選びましょう。