

渋谷区で暮らし始める前に意外と気になりやすいのが、ごみ出しのルールです。引越し直後は手続きや荷ほどきで慌ただしくなりやすいので、ごみの分け方や出し方まで後回しになりがちですが、渋谷区は公式に分別パンフレットや地域別の曜日表を出していて、基本を先に見ておくとかなり楽です。品目別の50音順一覧もあり、迷いやすい物は後から調べやすい形になっています。
まず知っておきたいのは、渋谷区では家庭ごみが可燃ごみ、不燃ごみ、資源、粗大ごみなどに分かれていて、分別不足やルールに合わない出し方だと警告シールを貼られて取り残されることがあるという点です。引越し前に何となくで出してしまうと、最初のうちにかなり戸惑いやすいので、基本の区分だけでも先に頭に入れておくと安心です。
可燃ごみは、袋で出す場合は中身の見える袋、容器で出す場合はふたのできる容器に入れて出すのが基本です。竹串のような先のとがった物は紙などに包んで危険と表示するよう案内されています。引越し直後は細かいごみが一気に出やすいので、こうした小さなルールを知らないと出し直しになりやすいです。
不燃ごみは月1回収集で、決められた収集日の朝8時までに出すルールです。可燃ごみより頻度が少ないので、引越し後に割れ物や小型家電まわりの不燃ごみが出ると、思ったより手元に残りやすいです。毎週ではないことを先に知っておくと、部屋の中の片づけ方も少し考えやすくなります。
資源の出し方は、品目ごとにかなり細かく分かれています。新聞、雑誌、段ボールは種類別に縛って出し、びんはキャップを外して中をすすぎ、缶も中をすすいで出します。ペットボトルはキャップとラベルを外し、中をすすいでつぶして出すことになっていて、油や化粧品、塗料が入っていたものは資源扱いになりません。引越し時は段ボールやペットボトルがかなり出やすいので、このあたりは特に知っておくと助かります。
スプレー缶やカセットボンベも注意が必要です。渋谷区では中身を使い切って出すよう案内されていて、塗料用スプレー缶は資源ではなく不燃ごみとして扱われます。さらに区は、充電式電池やスプレー缶、カセットボンベ、ライターの出し方に注意しないと清掃車両や処理施設で火災が多発していると案内しています。引越しの片づけでこうした物がまとまって出る人は、特に慎重に見ておいたほうがいいです。
粗大ごみは、家庭から出る一辺が30センチメートル四方を超えるものが対象です。一辺が180センチメートルを超える物は、180センチメートル以下に切断や解体が必要です。しかも、家電4品目であるエアコン、テレビ、冷蔵庫や冷凍庫、洗濯機や衣類乾燥機は粗大ごみとしては出せません。引越し前後は大型の不要品が出やすいので、ここはかなり大事なポイントです。
粗大ごみを出すには事前申し込みが必要です。渋谷区の案内では、粗大ごみ受付センターに電話、LINE、インターネットで申し込めて、渋谷区の有料粗大ごみ処理券を購入して出す流れです。処理券はA券200円、B券300円で、品目ごとに必要枚数が変わります。引越しの片づけでまとめて出したい人は、直前ではなく少し早めに動いたほうが安心です。
また、家庭から出る粗大ごみは一度に10点まで申し込めると区の案内にあります。引越しでは家具や家電の処分が重なりやすいので、まとめて全部すぐ出せると思い込まないほうがいいです。多めに処分したい人は、点数制限を前提に段取りを組んでおいたほうが動きやすいです。
引越しで一度に多量のごみが出る場合は、通常のごみ出しとは別に臨時ごみとして有料になることがあります。区の可燃ごみ案内でも、引越しなどで多量のごみを出す場合は有料とされています。荷ほどきで出た大量の梱包材や不用品を普段のごみ置き場に一気に出すのは難しいことがあるので、ここも引越し前に知っておきたいところです。
渋谷区では、ごみの分別に迷った時の調べ方も用意されています。区の50音順一覧に加えて、渋谷区公式LINEやスマートフォンアプリでも確認できると案内されています。暮らし始めてから毎回パンフレットを開くのが面倒でも、スマホで調べられる入口があるのはかなり助かります。
結局のところ、渋谷区のごみ出しルールは、最初は少し細かく感じやすいですが、可燃、不燃、資源、粗大ごみの4つをまず分けて考えればかなり整理しやすいです。引越し前に知っておきたいのは、不燃ごみは月1回であること、粗大ごみは事前申し込みが必要なこと、段ボールやペットボトルは資源としてきちんと分けること、この三つだと思います。最初にそこだけ押さえておくと、暮らし始めてからかなり慌てにくくなります。