

正社員として働きたいと思っていても、「経験が少ない」「ブランクがある」「年齢が気になる」など、不安を感じることがありますよね。求人を見ても応募条件が難しく見えて、なかなか一歩を踏み出せない人もいると思います。
荒川区で正社員を目指す場合は、最初から応募先を一つに絞らず、これまでの経験を整理しながら探していくと選択肢を見つけやすくなります。通勤や勤務時間も含め、長く続けられそうな仕事を考えてみましょう。
まずは希望する働き方を整理する
正社員という雇用形態だけで探し始めると、求人の数が多く、何を基準に選べばよいか分からなくなることがあります。
最初に、次のような希望を書き出してみましょう。
希望する仕事内容
通勤にかけられる時間
必要な手取り収入の目安
休日や勤務時間の希望
残業に対応できる範囲
今後身につけたい知識や技術
すべてを満たす求人がすぐに見つかるとは限りません。「必ず守りたい条件」と「相談できる条件」に分けておくと、応募先を選びやすくなります。
アルバイトやパートの経験も整理してみる
正社員経験が少なくても、これまでの仕事で身につけたことが応募先で役立つ場合があります。
接客業なら、お客さんへの対応やレジ業務、商品の管理なども経験の一つです。短期間の仕事でも、時間を守って勤務したことや、周囲と協力して仕事を進めたことは伝えられます。家事や育児、介護などで仕事を離れていた期間がある人も、ブランクがあるという理由だけで、これまでの経験がなくなるわけではありません。
何をしてきたか思い出しにくいときは、勤務先ごとに仕事内容、工夫したこと、周囲から任されていたことを書き出してみましょう。厚生労働省のジョブ・カードは、職業経験や自分の強み、今後の希望を整理するためにも利用できます。作成方法に迷う場合は、キャリアコンサルティングを受ける方法も案内されています。
未経験から応募できる求人も探せる
希望する仕事の経験がない場合は、「経験不問」「未経験可」「資格不問」などの条件から探してみましょう。ただし、未経験可と書かれていても、仕事の難しさや研修内容は職場によって異なります。
面接では、入社後にどのような仕事から始めるのか、研修期間はどれくらいか、分からないことを誰に聞けるのかを確認しておくと安心です。「未経験でも大丈夫」と言われただけで決めず、働き始めた後の流れまで聞いてみましょう。
ハローワーク足立では、足立区・荒川区の未経験から応募可能な正社員求人を案内しています。学歴不問、経験不問、資格不問といった条件から求人を探せる検索ページもあります。求人は随時変わるため、募集状況や掲載日を確認しながら利用するとよいでしょう。
求人票では雇用条件を細かく確認する
「正社員」と書かれていても、給与や勤務条件、試用期間の扱いは求人ごとに違います。応募前に、次の点を確認しておきましょう。
基本給と各種手当
賞与や昇給の条件
試用期間中の待遇
固定残業代の有無と対象時間
年間休日数と休みの取り方
転勤や勤務地変更の可能性
社会保険や退職金制度
定年や再雇用制度
月給が高く見えても、固定残業代が含まれている場合があります。内訳が分かりにくいときは、応募先や相談窓口に確認しましょう。通勤手当の上限や、実際の残業時間についても聞いておくと、入社後の生活を想像しやすくなります。
荒川区から通いやすい範囲まで広げる
荒川区内だけで探して希望する求人が少ない場合は、足立区や台東区、北区など、通勤しやすい地域まで範囲を広げる方法があります。
日暮里駅、西日暮里駅、南千住駅、町屋駅など、利用する駅によって通いやすい方面は変わります。乗車時間だけでなく、自宅から駅までの時間や乗り換え、勤務先の最寄り駅から歩く時間も含めて考えましょう。
通勤範囲を広げると求人は探しやすくなりますが、毎日の移動が負担になることもあります。早朝勤務や夜勤がある場合は、始発や終電の時間も確認しておく必要があります。
一人で進めにくいときは就職支援を利用する
荒川区を管轄するハローワーク足立では、求人の紹介や職業相談を受けられます。34歳以下で正社員を目指す人に向けた日暮里わかものハローワークのほか、おおむね35歳から59歳までを対象とした専門窓口も案内されています。年齢や状況に合う支援があるか、利用前に確認してみましょう。
東京しごとセンターでも、年代に応じたキャリア相談や就職活動の支援を行っています。応募書類がうまく書けないときや、自分に向く仕事が分からないときは、相談員と一緒に整理する方法があります。
焦らず、続けられる職場を探そう
正社員になることを急ぐあまり、仕事内容や勤務条件を十分に確認せず決めてしまうと、働き始めてから負担を感じることがあります。内定をもらったときも、雇用条件を書面で確認し、分からない部分を残さないようにしましょう。
荒川区で正社員を目指すなら、これまでの経験を小さく見積もらず、通勤や生活との相性まで考えることが大切です。すぐに結果が出ない時期があっても、求人を比べ、相談先を使いながら進めていけば、自分に合う仕事へ少しずつ近づいていけます。